釈迦ヶ岳残雪(平成29年2月25日)
当初はまた那須町伊王野辺りの低山を徘徊しようかと思っていましたが、ネットで釈迦ヶ岳に最近登った報告を見てみると、今の時期を逃すとまた昨年のように自在な残雪歩きができなくなってしまうのではないかと思い、久しぶりにちょっと早起きしていつもの守子ルートで釈迦ヶ岳に行ってきました。なんと!山頂でまっちゃんさんと1年振りの再会。山頂での会話、下りではご一緒し、最後には登山口から駐車地まで車で送っていただき、誠にありがとうございました。
釈迦ヶ岳(1794.9M)
いつもの駐車地に車を停めました。先着の方の車が一台停まっていました。スノーシュー、アイゼン、ピッケル、ストックと普段は持たないものを背負うのでザックが重くなり先が思いやられます。守子登山口までの林道はアイスバーン状態になっているところもありました。登山口には雪が殆どありません。
少し登ると雪が出てきます。神社でお参りし進んでいくと雪は連続してきます。固く締まった雪なのでツボ足で進んでいきましたが、片足を足の付け根まで踏み抜いてしまったのでここでスノーシューを装着しました。
いつも雪庇の発達する場所でもそれほどのものは見られません。前山の手前は傾斜が急になりますが、それほど難儀せずに進み前山と思われるところに到着。ほぼ同時に先の方からカシカシと音が聞こえてきて足早にスノーシューの男性がやってきました。もう釈迦ヶ岳から戻ってきたそうです。早いですねと声をかけますと、早く登り始めたのでとのお言葉。この方は昨年もすれ違ったwakasatoさんだったようです。あとで知りました。昨年も同じような会話したような気がします。山名板は雪の下なのでしょう。見当たりませんでした。少し先に行って富士山を眺めます。雲が少しかかっていました。
この先もスノーシューの跡やツボ足の跡を辿ったり、適当に歩きやすそうな所を進んだりと自在に進んでいきます。勿論疲れてるので休み休みになりますけど。西平岳や中岳が同じくらいの高さになってくると山頂も近いです。最後のひと踏ん張りです。雪の量はちょっと少ない感じです。
木に掴まったりして南の肩に着くと日光連山が近くに見えます。山頂に向かうとお休み中の方がいらっしゃいました。まっちゃんさんでした。顔を覚えていて下さったようで、お声をかけていただきました。勿論こちらも覚えておりました。1年ぶりの邂逅です。お互い当初は別のところに行くつもりが、ネット情報などからこの山に来ることになったようで、まさに奇遇でした。
周囲の山を見ながら、腹ごしらえしながらお話しました。
生憎、会津駒や燧ケ岳などは見えなかったようです。
帰りの歩き出しはご一緒します。下りの急傾斜はスノーシューで下りるのは難しいです。途中でまっちゃんさんが立ち止まりましたので先行させてもらい、勝手に下ってしまいました。前山から下った所でこちらが休憩している時にまた合流。そこから登山口までご一緒しました。木の階段を下りてお別れの挨拶をしようと思ったら、車でお送りしますよとの暖かいお言葉。お言葉に甘えて駐車地まで乗せていただきました。本当にありがとうございました。
思い出に残る歩きになりました。
駐車地(15分)登山口(2時間15分)前山(1時間45分)釈迦ヶ岳(50分)前山(1時間15分)登山口
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