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2017年4月

2017年4月23日 (日)

塩原渓谷歩道と三角点巡り(平成29年4月22日)

4月になって野球の練習が始まると練習が金曜日のため土曜日の山歩きは年を重ねるにつれ体力的にも気力的にも厳しくなります。21日夜の練習でもやはり疲れてしまい、翌日の歩きは早起きも辛いので近場にすることにしました。山でアカヤシオを愛でている方がいらっしゃるので、こちらも庭先に咲く自生もどきの花ではなく、正真正銘の自生のものが見たくて塩原渓谷歩道のやしおコースを歩いてみました。時期が悪かったのかやしおコースにはアカヤシオは殆ど皆無でしたが、途中の寄り道区間では所々でアカヤシオを楽しむことができました。

868.1M三角点、鳥居山(737.2M)、680.1M三角点

868.1m三角点と鳥居山はそれぞれ別々に歩いたことがあります。868.1m三角点の北にある林道にアカヤシオが咲いていたような記憶があり、塩原渓谷歩道だけを歩くのもなんなので渓谷歩道を離れて二つの三角点を繋ぎました。渓谷歩道を戻る時に北に三角点があるのを見てついでに寄ってみました。

留春の滝の駐車場に停めて遊歩道を下って行きます。急な階段を下りて行った所が留春の滝。それなりの水量がありました。

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渓谷歩道や適当な斜面を登って行ったりするとそのうちアカヤシオがちらほらと見えてきました。大した数ではありませんが、まあ来た甲斐があったというもの。

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663Pの南で歩道を離れ南に向かいます。南にある780m級ピーク(カブト山)は歩いたことがあるのでパス。北西をトラバースする形で進むと、所々で道が崩落しており、注意して進みます。761P方面に進むと何やら動物の気配が・・・。猿の群れでした。勝手に退散してくれたので安心しました。761Pには寄らなくてもいいかと思いましたが、この付近にも少しアカヤシオが咲いていたので行ってみました。

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戻って破線路には行かずに小さなピーク方面へ。ここにも少しアカヤシオ。ピークから下った林道の脇にはアカヤシオが沢山ありました。殆どの人が目にすることはないと思われる花を見るのは気分がいいですなあ。

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既に廃林道の様相の道を少し歩き、832Pもパスして咲き残ったカタクリの誘う急な斜面に取りついて三角点峰に向かいます。

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休み休み登って三角点。山名板の類はありません。

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休憩の後、尾根伝いに鳥居山へ向かいます。少しだけアカヤシオ。左手に前黒山や新湯富士らしきピークが見えてました。下って行く途中にこれも咲き残ったと思われるイワウチワ。うっかり見落とす所でした。

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鳥居山への鞍部付近で上のほうを見ると熊棚らしきものが高い所にありました。

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登り切って鳥居山。以前には板があったような記憶がありますが、今はないようです。この辺りにもアカヤシオ。ちょうど昼時で休憩。雨が一瞬パラつきました。下りは北西尾根を。ここから遊歩道までアカヤシオが結構咲いてました。例のごとく近寄りにくい所に咲いてます。

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渓谷歩道に合流してやしおコースを布滝方面に向かいました。名前から期待をしていたのですが、この辺りの標高ではアカヤシオは終わってしまったのか、殆ど見られませんでした。途中でトンネル工事現場を見ます。工事関係者の車がトンネルに入って行くところでした。

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布滝観瀑台で小休止。箒川ダムにかかる歩道橋を渡って緩く登って道路に出て、向かいにある階段を登って行きました。ミツバツツジでしょうか。花開く準備をしているところです。

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北にある三角点を目指して適当に登って行きます。踏み跡はあるようなないような。藪はありません。急な傾斜が緩くなると三角点。折れた木をどかして一枚。ここにも板はありませんでした。

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長居は無用。少し東寄りに下ります。地形図で見るよりも急でした。落ち葉に滑らないように慎重に下りていくと渓谷歩道に合流。道の傍らにヒトリシズカでしょうか。咲いてました。

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微妙な登り返しを進んだりして駐車地に到着。6時間近くかかりました。

留春の滝駐車場(2時間半)868.1M三角点(50分)鳥居山(55分)布滝観瀑台(40分)680.1M三角点(25分)駐車場

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2017年4月18日 (火)

三本槍岳残雪(那須甲子道路から)(平成29年4月16日)

週の初めには天気が悪そうだったこの週末もどこを歩こうかと直前まで決まりません。ふみふみぃさんが15日に大佐飛山を歩かれたのを見ても、今の体力気力でははるか遠くに感じられ黒滝山がせいぜいのような気がしてとても歩けるとは思えません。踏み抜きがなかったとの文章を見て、それなら三本槍岳あたりでも踏み抜きもそれ程ではないかなと甘い考えで、半ば恒例となっている残雪の三本槍岳に行ってみることにしました。いつもは北温泉から行っているのですが、今回はネット情報をみて那須甲子道路から歩くことにしました。日の出前から歩くのならともかく、すっかりお日様の上がった7時半ごろから歩き出しでは、雪も緩んで木の近くでは股まで踏み抜く有様で残雪の歩きは早出に限ると今更ながら再認識次第です。学習効果の一向に上がらない野球親爺でありました。

三本槍岳(1916.9M)

目星をつけていた所に停めて歩き出します。スキー場の管理道路らしきを過ぎて進んでいきます。初めて歩く場所は不安ではありますが、楽しみでもあります。途中でアイゼンを装着して進みます。それなりにいい雰囲気ではありました。

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マウントジーンズの上の展望台に思ったより時間がかかってやっと到達。北温泉からの道を合わせます。2時間近くかかりました。

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中の大倉尾根はだいぶ雪は少なくなってまして、明らかに夏道が分かるくらいでした。

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トレースを見ると先行者はいるようないないようなはっきりしません。左手に茶臼岳や朝日岳を見て進みます。

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だいぶ傾斜がきつくなってくると息も絶え絶えで休み休みの歩きになります。

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上のほうになり木のある近くでは踏み抜きが多くなりました。さらに進むと風が強くなり、雪が消えてます。この辺りはいつものことですけど。さらに登ると旭岳が見えてきました。

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右手には二岐山と大戸岳でしょうか。

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さらに右には大白森山と奥に霞んだ磐梯山が見えます。

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登り切って清水平分岐まで下ります。七ヶ岳や会津駒ヶ岳が見えます。

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左には遠く霞んで見えにくい燧ケ岳。

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分岐のところで少し息を整えて三本槍岳を目指します。夏道には行かずにまっすぐに進みます。このあたりにはトレースがありました。でも低い木の傍は踏み抜きまくりですね。三本槍への登りはどこを歩いても構いません。トレースを辿るのはあまり面白くないので適当に登ります。昨年は少し左に寄りすぎたので今回は真ん中あたりから進みました。

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登り切って右に進んでいくと踏み抜きまくり状態に陥りました。苦笑し這い上がりながら進んでいくと前方から下山する男性がやってきました。お互い早出しなきゃだめなことを確認し合います。山頂には雪はありません。てんくらC通り、風が強くてここで休む気にはなりませんでした。

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周囲を撮影して退散します。

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(流石山から大倉山、三倉山)

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(左 大佐飛山 右 男鹿岳)

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(黒滝山から大佐飛山)

多分大佐飛山はこの日は賑わっていたのではないでしょうか。

下って行くと3人のパーティに出会います。清水平分岐で休憩。あとは踏み抜きに少し消耗しながら下りて行きました。北温泉分岐の手前辺りで二人連れとすれ違いましたが、この時間では山でお泊りでしょうか。思ったよりも早く車に戻りました。北温泉からだと駐車場へ登り返さないとならないですが、このルートは展望台から下は登り返しが殆どないのがいいです。

駐車地(1時間50分)北温泉分岐(2時間10分)清水平分岐(30分)三本槍岳(20分)清水平分岐(1時間)北温泉分岐(50分)

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2017年4月 9日 (日)

黒岩山(平成29年4月8日)

「黒岩山」と言っても栃木群馬福島県境部のお馴染みの山ではありません。同じ旧栗山村の日向地区の野尻沢北尾根にある標高1100mちょっとの三角点峰です。この山も倉持裕至さんの「地図に無い山」に載っている山です。当初の予定では野尻沢の北尾根から南尾根をぐるっと回り馬老山にも行こうかと思っていましたが、ガスっていたこともあり、例によっての中途半端歩きになってしまいました。ある程度の藪は覚悟していたのですが、殆どというか藪らしい藪はありませんでした。

黒岩山(1110.5M)

野尻六地蔵供養塔のある日向集会所に停めさせてもらいました。たまたま歩いていた人に出会い、車を置いていいかどうか聞いたところ大丈夫だよとのことでした。

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歩き出して橋を渡ったところで鈴を忘れてことに気づき車に戻り鈴をつけ再出発。今度は小穴地区に通じる道を行くことにしました。30分ほどで858Pにある鉄塔への巡視路入口に着きそこから山に入って行きます。

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かつての作業道らしき道を数分歩くと対岸に渡る橋があり、幾分信用できかねる感じでしたが、半ば駆けて渡りました。

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巡視路をすすみ858Pに到達。

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西に向かい、最初は道を無視して尾根を進みましたが、すぐ左手に道があったのでしばらく行った所で道のほうを歩くことにしました。

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はっきりとした道がしばらく続きます。

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950m付近で道がトラバースするようになったので踏み跡に従って進んでみました。

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ここからは明瞭な道は一旦なくなります。尾根上には雪はほんの少し部分的にあるだけ。一本の木が存在感を示してました。

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歩きやすそうな所を登って山頂に到達。三等三角点のようです。山名板はありませんでした。

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お昼にはまだ早いのでコーヒーと豆大福。寒くはありませんが、ガスっていて気分がなかなか昂揚しませんな。さらに西に行く気はなくなり引き返すことにしました。

尾根には殆ど雪はありませんが、北側にはまだ雪が残っていて、こういう天気の日の光景はいい雰囲気ではありました。

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順調に鉄塔に到着。そのまま往路と同じに下りるもの味気ないので、東の848P方面に進んでみました。尾根を進んでいくと枯れた笹でしょうか、ちょっと痛いので南側に見える道に行ってみました。藪はないのですが、幅の狭い道と所々で少し崩れた危ういトラバース道があり、慎重に歩くことになりました。

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先に進むと石柱があり、北根明神入口と書かれてました。

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ふと見ると上に向かっていく踏み跡がありましたので、ここを適当に進んでいくと848Pに祠というのか社というのか建造物がありました。これが北根明神なんでしょうかね。

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先に進むとアンテナが何個かあり、つられて下って行きそうになりますが、修正して進み、そのうち水道施設のようなものを見て、さらに小さな社?石祠そして木の鳥居がありました。

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718Pに行くつもりが、建造物につられて予定よりも南寄りに下りてしまいました。集会所に下りる時にショートカットしたらコケてしまい、危うく3mくらいの所から頭から落ちそうになりました。最後まで気を抜かないようにしないといけませんな。

駐車地(30分)巡視路入口(30分)鉄塔(1時間5分)黒岩山(45分)鉄塔(30分)848P(30分)駐車地

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2017年4月 3日 (月)

黒羽如来沢西尾根の三角点繋ぎ歩き(平成29年4月2日)

昨年のこの時期、咲き始めたイワウチワを見に花瓶山周辺を歩きました。2日は午前中に用事があったため遠出もできないので、また今年も花瓶山界隈でも歩こうかと考えました。前日に地図を見ると如来沢の西側の尾根にある三角点峰を歩いていないことに気づきました。去年イワウチワを見た向山は如来沢の東側の尾根にあります。近くですし、もしかしたらイワウチワに出合えるかもしれないと二つの三角点峰を繋いで歩いてみました。

494.9M三角点、577.7M三角点

昨年停めたトイレの設置されている駐車地に停めました。1台だけスペースが空いてました。丁度地元の方が車で来られ、お話を伺いました。今の駐車地は他人の私有地なので少し奥まったところに停めてもらうように整備をしようかと考えているとおっしゃってました。お目当てのイワウチワはまだのようだとのこと。私が今回歩こうとしている尾根について聞いてみると、イワウチワはないのではないかとのことでした。

12時をまわったところなのでおにぎりを食べてから歩き出します。適当に道を歩いて、登りやすそうな所から登って行きます。廃作業道みたいのがありますが適当に登って行きます。400m級Pの先は伐採地。そこからさらに進むと少し藪が煩くなりますが、南のほうからの尾根を合わせる430m付近に出ると藪から解放されました。三角点の手前のピークだったでしょうか、遠目に山並みが見えました。この時点では分からなかったのですが、あとで確認すると男鹿山塊のようでした。

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まあこの後も少し藪っぽくなりますが、それほどではなく最初の三角点に到達。木に三角点と赤ペンキで書かれてました。

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先に進んでふと右手を見ると奥久慈男体山らしき山が見えました。

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鞍部にある破線路は道型が東西にありました。その先は伐採地で好展望。カヤトっていうんでしょうか。何となくいい感じでした。

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しばらく西側の景色を見ながら進みました。残念ながら日光のほうは雲の中でした。

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(高原山)

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(那須連山、まだまだ白い)

506Pの先からは眺めは期待できません。木の赤ペンキが目印になります。次の三角点の近くで少し笹の煩い所がありました。イワウチワの葉っぱらしきものがありますが、花はついてません。廃作業道らしきものを見て登ると577.7m三角点。RKさんの板がありました。

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(多少古い板なのでしょう、577.8mになってます)

ここでコーヒーを飲んで人心地つきます。歩き出して2時間半近くなっちゃいました。南へ下る尾根で帰りましょう。廃作業道のようなものが並行してますが、尾根を進んでいきます。わずかなアップダウンがあって疲れます。でもこの尾根にはイワウチワが沢山あるようです。

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花開いているものはありませんでしたが、蕾のものはいくつかありました。

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殆ど人の目に触れない花たちかもしれませんね。尾根を下って行くと林道に出合い、そのまま林道を下って行きました。流石に追い抜いていく車はありません。駐車地に戻っても自分の車があるだけでした。

下ってきた尾根はたぶん国有林だと思われます。私有地に入り込むよりは歩きやすいかもしれません。来年はイワウチワ最盛期に訪れようかとも思いました。

駐車地(55分)494.9m三角点峰(1時間30分)577.7m三角点峰(1時間)駐車地

また夜になったらくしゃみとハナミズです。やはり雪のある所のほうが花粉症の症状は出にくいようです。

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