塩原渓谷歩道と三角点巡り(平成29年4月22日)
4月になって野球の練習が始まると練習が金曜日のため土曜日の山歩きは年を重ねるにつれ体力的にも気力的にも厳しくなります。21日夜の練習でもやはり疲れてしまい、翌日の歩きは早起きも辛いので近場にすることにしました。山でアカヤシオを愛でている方がいらっしゃるので、こちらも庭先に咲く自生もどきの花ではなく、正真正銘の自生のものが見たくて塩原渓谷歩道のやしおコースを歩いてみました。時期が悪かったのかやしおコースにはアカヤシオは殆ど皆無でしたが、途中の寄り道区間では所々でアカヤシオを楽しむことができました。
868.1M三角点、鳥居山(737.2M)、680.1M三角点
868.1m三角点と鳥居山はそれぞれ別々に歩いたことがあります。868.1m三角点の北にある林道にアカヤシオが咲いていたような記憶があり、塩原渓谷歩道だけを歩くのもなんなので渓谷歩道を離れて二つの三角点を繋ぎました。渓谷歩道を戻る時に北に三角点があるのを見てついでに寄ってみました。
留春の滝の駐車場に停めて遊歩道を下って行きます。急な階段を下りて行った所が留春の滝。それなりの水量がありました。
渓谷歩道や適当な斜面を登って行ったりするとそのうちアカヤシオがちらほらと見えてきました。大した数ではありませんが、まあ来た甲斐があったというもの。
663Pの南で歩道を離れ南に向かいます。南にある780m級ピーク(カブト山)は歩いたことがあるのでパス。北西をトラバースする形で進むと、所々で道が崩落しており、注意して進みます。761P方面に進むと何やら動物の気配が・・・。猿の群れでした。勝手に退散してくれたので安心しました。761Pには寄らなくてもいいかと思いましたが、この付近にも少しアカヤシオが咲いていたので行ってみました。
戻って破線路には行かずに小さなピーク方面へ。ここにも少しアカヤシオ。ピークから下った林道の脇にはアカヤシオが沢山ありました。殆どの人が目にすることはないと思われる花を見るのは気分がいいですなあ。
既に廃林道の様相の道を少し歩き、832Pもパスして咲き残ったカタクリの誘う急な斜面に取りついて三角点峰に向かいます。
休み休み登って三角点。山名板の類はありません。
休憩の後、尾根伝いに鳥居山へ向かいます。少しだけアカヤシオ。左手に前黒山や新湯富士らしきピークが見えてました。下って行く途中にこれも咲き残ったと思われるイワウチワ。うっかり見落とす所でした。
鳥居山への鞍部付近で上のほうを見ると熊棚らしきものが高い所にありました。
登り切って鳥居山。以前には板があったような記憶がありますが、今はないようです。この辺りにもアカヤシオ。ちょうど昼時で休憩。雨が一瞬パラつきました。下りは北西尾根を。ここから遊歩道までアカヤシオが結構咲いてました。例のごとく近寄りにくい所に咲いてます。
渓谷歩道に合流してやしおコースを布滝方面に向かいました。名前から期待をしていたのですが、この辺りの標高ではアカヤシオは終わってしまったのか、殆ど見られませんでした。途中でトンネル工事現場を見ます。工事関係者の車がトンネルに入って行くところでした。
布滝観瀑台で小休止。箒川ダムにかかる歩道橋を渡って緩く登って道路に出て、向かいにある階段を登って行きました。ミツバツツジでしょうか。花開く準備をしているところです。
北にある三角点を目指して適当に登って行きます。踏み跡はあるようなないような。藪はありません。急な傾斜が緩くなると三角点。折れた木をどかして一枚。ここにも板はありませんでした。
長居は無用。少し東寄りに下ります。地形図で見るよりも急でした。落ち葉に滑らないように慎重に下りていくと渓谷歩道に合流。道の傍らにヒトリシズカでしょうか。咲いてました。
微妙な登り返しを進んだりして駐車地に到着。6時間近くかかりました。
留春の滝駐車場(2時間半)868.1M三角点(50分)鳥居山(55分)布滝観瀑台(40分)680.1M三角点(25分)駐車場
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