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2017年7月12日 (水)

霧降から女峰山(今年もまた)(平成29年7月9日)

7月7日の夜の野球の練習が堪えました。8日には別の山を予定していたのですが、夜10時前に帰宅しネットで少し情報収集しているうちに疲れがどっと出てしまい、8日の山は止めにしました。8日になって夕方からまた明日どこに行こうかの算段。検討するのが遅すぎますが、性分ですから仕方ないです。結局昨年の同時期に歩いている霧降から女峰山に行くことにしました。昨年は登りで5時間越えとバテバテだったのは覚えてます。昨年の自分の記事をこれを書く前に読み返してみると、前夜の野球の後に歩いていたようで、7日の疲れ具合を見ると、もし8日に歩いていたとすれば同じ轍を踏んだことになったと思われますが、今回は1日の休養日を設けたために、炎天下にもかかわらず(登りの時だけ)昨年よりも疲れずに歩けました。霧降から女峰山は最初に歩いたのは10年以上前になります。当時はそれほどの人には会いませんでしたけど、今回は数えられないほどの人とすれ違ったり抜かれたり追い抜いたりしました。志津乗越に車が入って来れないようになっているため、女峰山へのメインルートが霧降ルートになってきているのでしょうかねえ。歩き始めは快晴だったのですが、山頂ではガスってきてしまい、帝釈山がやっと見えるだけ。雲間から太陽が顔を出すと痛いほどの日差しで消耗させてもらいました?また来年もかな。山頂での景色に期待です。

赤薙山(2010.3M)、女峰山(2483M)

6時を少し過ぎた所なのに第3駐車場も6,7割停められてました。支度している間にも沢山車がやってきます。皆さんお目当てはニッコウキスゲのようですね。昨年は階段登りで消耗してしまったので、今年はキスゲを見ながら寄り道して登ります。

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P7090017

P7090023

ニッコウキスゲの群生は見事ですが、個人的には無秩序に咲いているような大峠近辺のキスゲの方がいいような気がします。すみません。階段登りの後半は傾斜がきつくなりますが我慢して登りました。回転扉を過ぎて小丸山で休みます。とにかく暑いです。喉はカラカラ。ここまででもう水分を500mlほど消費しました。この日はゼリー状のものも併せて4.5L近く水分を背負ってきました。独標の先の水場もありますし、これだけあれば浴びるほど飲んでも大丈夫でしょう。汗だくにはなるでしょうけど。焼石金剛で少し休んでえっちらおっちらと赤薙山へ。新しい板に代わっていました。

P7090052

花の写真は今回はキスゲだけにしておきます。ここまでにあった花としては咲き残った(散りそびれた?)シロヤシオやレンゲツツジ。サラサドウダン、ベニサラサドウダンなどもありました。赤薙山山頂からは男体山も女峰山も見えてはいたんですけどね。

P7090055

P7090056

奥社跡までは登り基調のアップダウンのある尾根歩き。奥社跡には歩き始めてから3時間はかかりませんでした。昨年よりは良さそうな感じ。水分の消費は既に2L近くに達してました。少し腹ごしらえをします。前後して歩く人たちとお話すると皆さん暑さに閉口しているものの女峰山まで行かれる予定で独標先の水場に期待しているとのこと。皆さん考えることは同じです。

P7090069

2209Pへの登りを過ぎれば独標まではほぼ平坦。独標では大勢が休んでいて、ここで引き返す人もだいぶいるようでしたが、こちらはここでは休憩せずに水場まで進みました。

P7090125

(帰りに撮影)

当てにしていた水はしっかりと出てました。水量が多くペットボトルもすぐに満たされました。

P7090123

(帰りに撮影)

ここでもまた腹ごしらえ。一度に食べれないので少しずつ。水はがぶ飲み。これだけ出ていればいくら飲んでも大丈夫。空いたペットボトルに水を入れて再出発。ここから少し登り。尾根が曲がり、南方向に進路を変えて少しいやらしい登り。その先でロープ場。別になくても登れます。

P7090105

昨年はここからも牛歩状態でしたが、今年はそれほど酷くはなく三角点標石を過ぎて山頂へ。5時間はかからなかったようです。何人か休んでました。生憎眺望は望めず。ここでも腹ごしらえ。小出しです。ここに来るまで花はいろいろ咲いてました。イワカガミ、ゴゼンタチバナ、シャクナゲ、ミツバオウレン、ミヤマダイコンソウ、アカモノ等々。

P7090114

景色も良くないし、うっかりすると天気も崩れてくるかもしれないので長居はせずに戻ります。少し下るうちに左のふくらはぎの下の方が痛くなってきました。アキレス腱を痛めると厄介だなあと思いながら下ります。どうにかこうにか赤薙山まで戻りここまで来ればひと安心。樹林帯を抜けるとヘリの音が聞こえます。どこかで遭難でもあったのでしょうか。ヘリが雲の中から見えます。

P7090160

少し下ると上に骨折した人がいたとのこと。そう言えば道端に足を伸ばして休んでいる人がいました。お仲間と休憩中かと思ってました。回転扉近くに下ると救助隊の方々がこれから登るところのようでした。無事に救助されたんでしょうね。階段を足早に下り、ごった返す中を戻りました。

昨年よりは時間はかからなかったようです。順調に行ってもこのルートでは8時間以上はかかりますね。年々登りは遅くなる気がしますが、下りはむしろ早くなってトータルの時間は昨年を除けばそれほど変わらないようです。やはり歩き始める前から疲れているようでは満足に歩けないことが分かりました。というよりそんな状態で歩くなということですね。今回猛暑の中で歩き通せたので、これからも何とか大丈夫そうです。ちなみに水分は4Lは軽く摂りました。

駐車場(42分)小丸山(1時間6分)赤薙山(45分)奥社跡(45分)水場(55分)女峰山(1時間30分)奥社跡(32分)赤薙山(1時間)駐車地

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日光の山」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。女峰山の山名板も変わったのですね。初めて知りました。今までの白っちゃけた板には少しだけ思い入れがあったのですが。
山で骨折すると、厄介ですね。考えさせられました。
霧降のキスゲの量、すごいですね。16日の大峠周辺も、結構咲いておりました。お互い今年も綺麗なのを鑑賞できて、よかったですね。

ここのニッコウキスゲは人気らしいですね。私は人がいなそうなので大峠の方がいいです。まあ去年は人もいない代わりに花も大してみられませんでしたが。
独標先の水場、七月頭ならしっかり水が出てるんですね。ぬるくてちょろりだった二年前はよっぽど悪い時期に私は行ったんだなあと。いずれにしろこれから先の季節は稜線で自身が干からびそうですが。私は先週足尾で干上がり、今週末も南アで危うい所でした。猛暑耐性はなさそうです。

ななころびさん 三倉山の山開きでしたか。
霧降の人為的なものよりも大峠の自然なもののほうが圧倒的にいいでしょうね。私も足を痛めなければ行こうかなと少しは思ってました。
ホントに山で骨折は厳しいですね。単独での歩きが殆どなので気をつけないとと思いますが、不可抗力的なものもあるのでいかんともしがたいこともあります。
女峰山の山名板は最近新しくなったようです。今回は眺めが良くなかったのが残念でした。

ふみふみぃさん同様、私も猛暑耐性はないと思いますよ。私の場合は異常に水分を摂って異常に汗を掻くので消耗しますわ。それにしても今般の暑さは異常ですね。今後も益々暑くなっていくのでしょうか。
霧降のキスゲはすごい人気だと言うことが今回分かりました。見事には違いないのですが、山の中で見るものに比べるとねえ。やはり気の向くまま自然に咲いているものに勝てませんよ。
水場は水量が大事なんでしょうかね。今回のは冷たく美味しかったですよ。でも毎回という訳ではないような気がします。

ご無沙汰しています。
最近アウトドアのみならずネットからも遠ざかっていましたが、
スマホで皆さんの記事は拝見していました。
野球親爺さんの霧降から女峰さんピストンもすぐにコメントしたかったのですが、かなり亀レスになっちゃいましたね。

それにしても、
あの長丁場、お疲れ気味でクリアしちゃうんだから流石ですね。
自分の女峰山はガスガスで眺望無かったので是非二度目をと思ってはいるのですが、志津に車が入れられないとなると他のルートは涼しく(寒く)なってからという事になり、必然的に日照時間との戦いになりそうです。

まっちゃんさん こちらこそご無沙汰しております。
無理に歩いた所為か、足を痛めて只今謹慎中です。

お忙しいようですね。
志津まで車が入れなくなると女峰山はどこからも遠くなりますね。やはり霧降からになりますでしょうか?確かに涼しくなる時期は日の落ちるのも早くなりますからね。早出でヘッドランプ使用が一番でしょうか。今回もかなり早く登り始めた人もいたようです。

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