何気なく地形図を見ていたら鳩ノ峰の東の尾根は歩いてないことに今更ながら気がつきました。どなたかが歩かれたのを見たような気がしたのですが特に下調べはしませんでした。255.6m三角点から樺崎町へ下りるルートがあるのは現地でそちら方面に下る道があるのを確認しており、しぼれさんやななころびさんが歩かれていたような記憶がありました。このルートで樺崎町へ下り、再訪となる八幡山へ登って富士山でも眺めてから171Pのある尾根を伝って鳩ノ峰から北へ続く縦走路に戻り、寺久保山に行き、多分まだ歩いたことのない202Pを通って、あわよくば246Pも登る周回をしようと考えました。
下調べをしていなかったために色々発見がありました。樺崎町へ下る途中にお城跡のような人工的なピークだなあと思ったところが城山でしたし、171Pから縦走路に戻る途中にある小さなピークが雷電山だと知りました。家に戻ってネットで見てみると瀑泉さんが同じようなルートを昨年歩かれていて、雷電山から北西に延びる尾根は立ち入り禁止になっていたと書かれていらっしゃいましたが、逆方向だったため立ち入り禁止のことは知る由もなく、また今回は立ち入り禁止のロープや看板なども見かけませんでした。単に見落としただけかもしれませんが。
鳩ノ峰(317M)、八幡山(152.8M)、雷電山(224M)、寺久保山(357.2M)
グーグルアースで目星をつけていた北関東道を真上に見る路肩の僅かに広い場所に首尾よく停めて歩き出しましたが、複数の忘れ物に気づいて戻り、リスタート。再度歩きだしたもののここでも道を間違えて舗装道路を長めに歩いてしまい少し戻って田んぼの間の道を進みます。地形図を見ると要らぬ大回りをしてました。地形図に記載されている山に入る道を進んでいくと途中ではっきりしなくなりましたので適当に斜面に取りつきます。尾根に出ると筑波山。
藪はなく快適な歩き。三角点手前のピークで少し南に行ってみると好展望。富士山、東京のビル群、スカイツリーが見えてました。
下って登り返して三角点へ。手前では足尾の山や赤城山が見えます。
三角点峰には板があるものの判読不能。
日光の山も見えます。
少し休んで鳩ノ峰へ。途中、錫ヶ岳でしょうか、白い山が見えてました。鳩ノ峰に着くころには浅間山も見えだします。鳩ノ峰は通過点。下って行くと遠くに八ヶ岳?が見えました。
三角点手前には道標。
(城山と書かれてたんですねえ。)
三角点から北西に続く道を下っていくと途中に浅間山が良く見える場所がありました。
鞍部からは落ち葉が堆積して道も分からなくなりますが、そのまま進みます。ピークの手前に2段平らな所があり、ピークの平らな状態を見るとここにはお城があったのではと思いました(道標の城山はすっかり忘れてました)。中央に高い木があって周囲を見回しますが何もありません。少し先に行ったら何やら板があり城山と書かれてました。
ここからは道がしっかりし、多少不明瞭の所もありましたが下に道標があり進んでいくと猪柵?出入口と書かれた所を持ち上げて向こうに出ます。少しぬかるんでいるようでした。道路に出ると正面に八幡山。
振り返るとピークに高い木が見えましたので、そこが城山でしょう。
道路歩きで樺崎八幡宮へ。以前八幡山に行った時に南の方から道があったので、どのあたりから道があるのか少し南に行ってみたのですが、見当たらないためお墓の横から斜面に取りつきました。しばらく進むと山頂の手前で道に合流。もう少し南の方から道はあるようでした。山頂からは正面に富士山が見えるのですが少し霞みがち。
2年ちょっと前に来た時よりも木が伸びているように感じました。早いですが食事。コンビニにカレーメシがなかったのでハヤシメシ。こちらも食べ物ではなく飲み物でした。さあ北に行きましょう。山名板が隠れ気味にありました。
前回は西側に下りましたが、今回は東に下ります。石祠を過ぎて右に。道はあるようなないような。そのうち倒れた竹を超えたりして進みます。
どうにか越えて道なり進むとまた柵が。出入口の案内がないので強引に越えたら案の定ズボンを柵に引っ掛けて見事にかぎ裂きになってしまいました。これで2度目か3度目で学習能力がありませんなあ。気を取り直して東側のお寺マーク辺りから登りましょう。お寺は無量寺という名前のようです。
左手上のお墓の左にまた柵。今度は出入口の板のかかるところから向こう側に越えました。何となく道が。
171Pからはすこし篠竹などが出てきますが問題ないレベル。しばらく進むと何やら先に見えてきます。220m級ピークには雷電山と書かれた板があり、その先に祠がありました。雷電神社のようです。
その先には金百五拾円也の石碑もありました。10分ちょっとで鳩ノ峰の北で縦走路に出合います。
(雷電神社の文字があったんですねえ)
左に下って塩坂峠のベンチでまた食事。ちょっと寒いですかね。ふれあいの道を辿ってくれば楽できたようです。
山王山まで105分との案内を見て、寺久保山まで1時間半くらいかなと予想します。所々に眺めのいいところから左に山を見ながら歩きます。
(行道山方面)
(榛名山?)
(袈裟丸山、皇海山、庚申山?)
山王山への分岐の少し手前で3人組と出会います。この日会った唯一のパーティーでした。小山からの方々で寺久保の雷電神社から山王山に行ってこれから鳩ノ峰に行くとのことでした。夏のアルプスへの足慣らしとのこと。10分以上話し込んでしまいました。さあ、こちらは寺久保山までもう少しなので頑張りましょう。山王山への道を分けるとすぐにでも寺久保山に着くかと思ったのですが、これがなかなか着きません。以前より笹刈りが進んだようで道が広くなったような気がします。どうにか山頂に到着。
見晴台の案内から少し進んでみましたが下って行くのですぐに引き返し南側でまた休憩。休憩後何を考えていたのか雷電神社方面への道を見送り直進。待てよ。202Pにはここからは行けませんよ。三角点まで引き返し、見晴台方面に向かいました。しっかりとした道です。この道は前からあったのかなあと思いながら、道標に導かれて進むと見晴台。確かに眺めはいいようですが、方向がねえ。
ここから道は右に折れていくようです。ロープが設置されてました。
しばらく急な岩っぽい所を下りていくとなだらかな道になります。明瞭な道で道標もしつこいほどに。しばらく進むと202P先に三角錐のきれいなピークが見えてきます。多分246Pでしょう。道は246P方向に向かわずに右に下って行くので軟弱にそちらに進みました。医王禅寺の向かいに出ました。
あとは道路を歩いて駐車地に戻りました。246Pに行かなかったのは心残りではありますが、その他は思った通りの歩きができました。事前に殆ど調べていなかったのが却ってよかったような気がします。
休憩おしゃべり込みで約7時間半
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