女峰山(「秘密の花園」を経てピストン)(平成30年4月28日)
きりんこさんのブログで「秘密の花園」でアカヤシオが花盛りと書かれていたのを拝見し、会津駒ヶ岳の予定を急遽変更し「花園」経由で女峰山まで行ってきました。期待通りのアカヤシオでした。山歩きのほうと言えば、黒岩辺りで既に疲れていましたが、歩き始めてから7時間以上経ってやっと辿り着きました。山頂からの眺めは満足するものでしたが、虫の多さに閉口しました。
分かる方は分かると思いますが、きりんこさんに倣い「秘密の花園」としました。出発地もご想像にお任せいたします。
女峰山(2483M)
尾根に登ると作業道らしきものができていました。脇にはシロヤシオ、ミツバツツジとヤマツツジが少し。枯れないことを祈ります。
しばらく登ると数は少ないながらシロヤシオそしてミツバツツジ
さらに登るとアカヤシオが出てきました。下のほうでは終わりかけでしょうか。
1400mから1500m辺りが見頃だったでしょうか。
八風近くで振り返ってみると富士山が見えました。
落葉松金剛を過ぎて黒岩。
谷のほうから崩落するような音が聞こえます。
少し休んで前女峰までにするかと弱気になりながら出発です。
やはりなかなか先に進みません。樹林帯で少しだけ雪がありましたが問題なし。途中で休んでいるとトレラン風の男性が軽やかに登って行きました。こちらは牛歩のごとくやっと箱石金剛。
ここからは鬱陶しい感じのトラバースの道。左手に垣間見える山に気を紛らわします。
残雪が目立ってきます。
やっとこさ唐沢小屋に到着。
休憩しますけど一向に休んだ効果はありません。というか所々で休んでます。前女峰にしとくのだったと思っても後の祭り。先に進むか戻るしかないので、取りあえず先に進みましょう。小屋からガレ場まで残雪がそれなりに残ってました。
この辺りでトレラン風男性が下りてこられ、すぐ先で別の男性が下りてきました。ガレ場の通過は初めてではありませんが、今までで一番歩きづらかったような。単に年のせい?腰の下ろせる所では下ろしてその都度休憩。歩く時間より休む時間のほうが長いような。少しだけ残雪箇所あり。追悼碑のある所で休んでいると上から二人組。霧降からいらしたようですが、踏み抜きが多くピストンする気にならず黒岩尾根を下るとのこと。タクシー代も二人なら半額にはなります。やっとの思いで山頂に到達。山頂にお一人。こちらも霧降からとのこと。小山市の方でした。
天気が良く眺望に恵まれましたが、虫の多さに閉口。食べ物の中にまで入り込んでくる始末で捨てる訳にも行かず持ち帰りました。
30分ほど休んで下ります。ちょうど小山市の方も霧降に戻られるところ。また霧降から一人登ってきました。下りはいつも通り快調?ガレ場で黒岩尾根を登って来られた方とすれ違います。小屋から箱石金剛までのトラバースの道は微妙な登り返しと残雪で消耗しますわ。遥拝石が近くなるころやや大きめのザックの方が登られてきて、小屋に泊まるようです。遥拝石とはどの石をいうのか分かりませんが、遥拝石の道標のある所の岩にプレートのようなものがあるのを下りてくる時に発見。簡単に登れるんですね。個人的なもののようでした。
下る途中で登って来た尾根を見ると西側斜面にピンク色が目立ちます。往路で見た時よりも幾分赤味が増したように見えるアカヤシオを愛でつつ下ります。
ミツバツツジもどことなく、華やかさを増したような。
どうにか往復することができましたが、やはり自分の体力を考えないといけませんなあ。
きりんこさん、タイムリーな情報ありがとうございました。
登り7時間10分 下り3時間35分
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