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2018年4月29日 (日)

女峰山(「秘密の花園」を経てピストン)(平成30年4月28日)

きりんこさんのブログで「秘密の花園」でアカヤシオが花盛りと書かれていたのを拝見し、会津駒ヶ岳の予定を急遽変更し「花園」経由で女峰山まで行ってきました。期待通りのアカヤシオでした。山歩きのほうと言えば、黒岩辺りで既に疲れていましたが、歩き始めてから7時間以上経ってやっと辿り着きました。山頂からの眺めは満足するものでしたが、虫の多さに閉口しました。

分かる方は分かると思いますが、きりんこさんに倣い「秘密の花園」としました。出発地もご想像にお任せいたします。

女峰山(2483M)

尾根に登ると作業道らしきものができていました。脇にはシロヤシオ、ミツバツツジとヤマツツジが少し。枯れないことを祈ります。

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しばらく登ると数は少ないながらシロヤシオそしてミツバツツジ

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さらに登るとアカヤシオが出てきました。下のほうでは終わりかけでしょうか。

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1400mから1500m辺りが見頃だったでしょうか。

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八風近くで振り返ってみると富士山が見えました。

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落葉松金剛を過ぎて黒岩。

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谷のほうから崩落するような音が聞こえます。

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少し休んで前女峰までにするかと弱気になりながら出発です。

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やはりなかなか先に進みません。樹林帯で少しだけ雪がありましたが問題なし。途中で休んでいるとトレラン風の男性が軽やかに登って行きました。こちらは牛歩のごとくやっと箱石金剛。

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ここからは鬱陶しい感じのトラバースの道。左手に垣間見える山に気を紛らわします。

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残雪が目立ってきます。

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やっとこさ唐沢小屋に到着。

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休憩しますけど一向に休んだ効果はありません。というか所々で休んでます。前女峰にしとくのだったと思っても後の祭り。先に進むか戻るしかないので、取りあえず先に進みましょう。小屋からガレ場まで残雪がそれなりに残ってました。

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この辺りでトレラン風男性が下りてこられ、すぐ先で別の男性が下りてきました。ガレ場の通過は初めてではありませんが、今までで一番歩きづらかったような。単に年のせい?腰の下ろせる所では下ろしてその都度休憩。歩く時間より休む時間のほうが長いような。少しだけ残雪箇所あり。追悼碑のある所で休んでいると上から二人組。霧降からいらしたようですが、踏み抜きが多くピストンする気にならず黒岩尾根を下るとのこと。タクシー代も二人なら半額にはなります。やっとの思いで山頂に到達。山頂にお一人。こちらも霧降からとのこと。小山市の方でした。

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天気が良く眺望に恵まれましたが、虫の多さに閉口。食べ物の中にまで入り込んでくる始末で捨てる訳にも行かず持ち帰りました。

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30分ほど休んで下ります。ちょうど小山市の方も霧降に戻られるところ。また霧降から一人登ってきました。下りはいつも通り快調?ガレ場で黒岩尾根を登って来られた方とすれ違います。小屋から箱石金剛までのトラバースの道は微妙な登り返しと残雪で消耗しますわ。遥拝石が近くなるころやや大きめのザックの方が登られてきて、小屋に泊まるようです。遥拝石とはどの石をいうのか分かりませんが、遥拝石の道標のある所の岩にプレートのようなものがあるのを下りてくる時に発見。簡単に登れるんですね。個人的なもののようでした。

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下る途中で登って来た尾根を見ると西側斜面にピンク色が目立ちます。往路で見た時よりも幾分赤味が増したように見えるアカヤシオを愛でつつ下ります。

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ミツバツツジもどことなく、華やかさを増したような。

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どうにか往復することができましたが、やはり自分の体力を考えないといけませんなあ。

きりんこさん、タイムリーな情報ありがとうございました。

登り7時間10分 下り3時間35分

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コメント

ロングなルートお疲れ様でした。
自分ももう一度女峰山を踏んでみたいものですが、
もう体力的にきついかなぁと半ば諦め気味です。
気温が低くて雪が無けりゃなんとかなりそうな
ものですが、これからは益々絶望的です。
それにしても「秘密の花園」そそられますね。

女峰山はどこからでも遠いです。
今回は長い所を歩けるかと試してみたような感じです。
これまで大体竜巻山で戻ってましたから。
今回歩いてみて改めて若くないことを自覚いたしました。
山歩きの計画も身の丈に合ったものにしないとダメですね。

「秘密の花園」に一度いらしてください。
この先もシロヤシオやヤマツツジが見事になることでしょう。

こんにちは。
情報がお役に立てたようで何よりです。
あのブル道、一昨年あたりから徐々に進んでいるのに気づいていましたが、とうとうあそこまで来てしまいましたね。これ以上尾根を削るのは勘弁してほしいものです。
例年ですと標高1500mのアカヤシオと1200mのシロとミツバ、1000mのヤマツツジが同時に満開になるのですが、今年はアカだけがフライングしている感じですね。自分もあと1回花見に行ければと思っています。
ここから女峰山まで行ければ、十分健脚だと思いますよ。自分なんか最近は花にうつつを抜かしてめっきり脚力が弱っています。

きりんこさん 
遅ればせながら快癒されたようで何よりです。
あの作業道はそんな前からあるのですか。
ホントにあれ以上尾根は荒らして欲しくありません。

あの花園は毎年訪れたい場所です。
個人的にはシロヤシオが好きなので、それを見られれば満足します。
女峰山は遠いです。途中で息絶えるのではないかと思いました。大袈裟ですけど。身の丈に合った歩きに徹します。
きりんこさんの健脚ぶりは皆さんご存知ですよ。

1400mから1500m辺りが見頃でしたか。やはり足尾・袈裟丸と比較すると日光の方が進行が遅いようで。連休後半に日光を軽く歩こうと思ってますがどこまで開花が進んでいるものやら。雨も心配ですけど。
残雪がある中、往復11時間切れれば十分じゃないですか。私は去年一昨年と12時間以上かかった気かします。
今年も「秘密の花園」はいかない予定ですがブル道が進行中となると早いところ行った方が良いかなと。どこかで止めてくれればいいんですが。

ふみふみぃさん 早めに「秘密の花園」へどうぞ。
尾根のほうはたぶん大丈夫だとは思いますけど。どうなるか分かりません。
足尾のほうが進行が早いですか。そろそろそちらに行こうかとも思ってましたけど、なんせドタキャンが多い親爺なのでどうなりますか。休みといっても5月4日くらいしか満足に歩ける日がないのでどうしましょう。
お心遣いありがとうございます。自分なりのペースで歩きます。

こんにちは。
山頂まで行かれたんですね、小屋の手前でもうあの雪量だと、山頂までは大変だったでしょう。あのヤブ尾根だけでも、道ない時に急登斜面で消耗してたでしょうに。
翌日の私は、当たり前に黒岩ピストンでした。(笑)
野球親爺さんのカメラの発色いいですね、私のよりずっと綺麗です。今度、会った時、機種メーカー教えてください。
トレース痕跡ぼかす手法、私大賛成です。今後、私も参考にします。

ななころびさん こんばんは。
勢いで山頂まで行ってしまいましたが、死ぬかと思いました。
黒岩まででもかなり疲れますよね。
今後は無理しないようにいたします。

普通のデジカメなんですが、画像を縮小するフリーソフトのお蔭でしょうかね。6月2週目は今年こそ行く予定ですので、その時にお会いできればお伝えいたします。

きりんこさんが敢えて場所を伏せられてましたので、ぶなじろうさんに倣ってぼかしました。この尾根も一部の人たちの間ではメジャーになってるかも知れませんね。


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