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八溝山系

2017年4月 3日 (月)

黒羽如来沢西尾根の三角点繋ぎ歩き(平成29年4月2日)

昨年のこの時期、咲き始めたイワウチワを見に花瓶山周辺を歩きました。2日は午前中に用事があったため遠出もできないので、また今年も花瓶山界隈でも歩こうかと考えました。前日に地図を見ると如来沢の西側の尾根にある三角点峰を歩いていないことに気づきました。去年イワウチワを見た向山は如来沢の東側の尾根にあります。近くですし、もしかしたらイワウチワに出合えるかもしれないと二つの三角点峰を繋いで歩いてみました。

494.9M三角点、577.7M三角点

昨年停めたトイレの設置されている駐車地に停めました。1台だけスペースが空いてました。丁度地元の方が車で来られ、お話を伺いました。今の駐車地は他人の私有地なので少し奥まったところに停めてもらうように整備をしようかと考えているとおっしゃってました。お目当てのイワウチワはまだのようだとのこと。私が今回歩こうとしている尾根について聞いてみると、イワウチワはないのではないかとのことでした。

12時をまわったところなのでおにぎりを食べてから歩き出します。適当に道を歩いて、登りやすそうな所から登って行きます。廃作業道みたいのがありますが適当に登って行きます。400m級Pの先は伐採地。そこからさらに進むと少し藪が煩くなりますが、南のほうからの尾根を合わせる430m付近に出ると藪から解放されました。三角点の手前のピークだったでしょうか、遠目に山並みが見えました。この時点では分からなかったのですが、あとで確認すると男鹿山塊のようでした。

P4020029

まあこの後も少し藪っぽくなりますが、それほどではなく最初の三角点に到達。木に三角点と赤ペンキで書かれてました。

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先に進んでふと右手を見ると奥久慈男体山らしき山が見えました。

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鞍部にある破線路は道型が東西にありました。その先は伐採地で好展望。カヤトっていうんでしょうか。何となくいい感じでした。

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しばらく西側の景色を見ながら進みました。残念ながら日光のほうは雲の中でした。

P4020050

(高原山)

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(那須連山、まだまだ白い)

506Pの先からは眺めは期待できません。木の赤ペンキが目印になります。次の三角点の近くで少し笹の煩い所がありました。イワウチワの葉っぱらしきものがありますが、花はついてません。廃作業道らしきものを見て登ると577.7m三角点。RKさんの板がありました。

P4020076

(多少古い板なのでしょう、577.8mになってます)

ここでコーヒーを飲んで人心地つきます。歩き出して2時間半近くなっちゃいました。南へ下る尾根で帰りましょう。廃作業道のようなものが並行してますが、尾根を進んでいきます。わずかなアップダウンがあって疲れます。でもこの尾根にはイワウチワが沢山あるようです。

P4020083

花開いているものはありませんでしたが、蕾のものはいくつかありました。

P4020089

殆ど人の目に触れない花たちかもしれませんね。尾根を下って行くと林道に出合い、そのまま林道を下って行きました。流石に追い抜いていく車はありません。駐車地に戻っても自分の車があるだけでした。

下ってきた尾根はたぶん国有林だと思われます。私有地に入り込むよりは歩きやすいかもしれません。来年はイワウチワ最盛期に訪れようかとも思いました。

駐車地(55分)494.9m三角点峰(1時間30分)577.7m三角点峰(1時間)駐車地

また夜になったらくしゃみとハナミズです。やはり雪のある所のほうが花粉症の症状は出にくいようです。

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2017年2月12日 (日)

波月山から木下山(こじったやま)(平成29年2月11日)

11日はお昼頃までに歩き終えないといけない事情があり、別に山歩きをしなくてもいいのですが、次週はイベントがあり山には行けないので、午前中だけで歩ける場所を探したところ、那須町の伊王野に良さそうなルートを見つけ行ってみました。

波月山(418.1M)、 木下山(459.2M)

路肩の広い所に停めて歩き出します。取りつこうと思っていた場所の手前に神社がありましたので、そこから登り、裏の水路を落ちないように渡り、結局、当初考えていた場所に出て山に入りました。

P2110003

踏み跡はあり、所々で廃作業道のようなものに出合います。適当に登っていくと二つの山名板のある場所に出ました。三角点の標石は殆ど雪に埋もれてました。

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(はつきやま?はづきやま?なみつきやま?)

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(辛うじて判読可能)

北に行き、廃作業道?を利用して進み、振り返ると今登った波月山が見えました。

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少し登ると小さな伐採跡地のようで振り返ると高原山が見えました。

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下をふと見たら薬莢があって、ここは禁猟区ではないのだと認識しました。

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動物のものと思われる足跡を追いかけるように尾根通しに進んでいくと、406Pの二つ手前(南側)のピーク付近は西側が伐採されてました。

P2110059

取りあえず景色を見に少し進みますが、進路は東に向かうのでここは要注意でしょうか?380m付近の鞍部から北西に登り返しましたが、ここはいったん北東に向かって西に登るほうが良かったようです。南から登ってくる破線路はきちんとした道のようでした。

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この先も歩きやすそうな所から登って、また下って林道に着地。

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(こちらから降りてきました)

この先も適当に登っていくと西側の伐採地から好展望。生憎の雲で遠くの山は高原山が見える程度でした。北に進んで三角点。

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多分カワスミさんの板だと思いますが、こちらは判読不能でした。

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休憩しているうちに多少ガスが取れ、安戸山あたりは見えるようになりました。

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東側には八溝山。

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ここからは少し北に行って東に延びる尾根で下ることにしました。北の肩から東に下りていくところはちょっと痛い藪。笹なんかもありました。

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右手後方を振り返ると木下山。そのうち完全に裸山になりそうです。

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この先も踏み跡は何となくあってそれほど難儀せずに進めます。390m付近から少し道を外したようで篠竹藪に突入。

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西に軌道修正すると藪はなくなりました。尾根の末端手前で有刺鉄線が見えたので、すこし戻ると踏み跡があり、少し急な所をトラロープをつかんで下りて道路に出ました。駐車地まで思ったより距離があって時間がかかりました。

駐車地(35分)波月山(1時間50分)木下山(40分)木下集落(45分)

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2017年1月14日 (土)

347.9m三角点~326.3m三角点~鷲子山(平成29年1月14日)

栃木茨城県境は鷲子山から八溝山までほんの一部を除いて歩いています。今回は烏ヶ森の住人さんの記録を参考に県境尾根を鷲子山から南に行ける所まで辿ろうと計画しました。できれば栃木県側の360.2m三角点から北東に延びる破線路と交差する県境尾根あたりまで歩こうと思ったのですが、例によって軟弱にも雪を理由に途中で戻ることになりました。

鷲子山(468M)

今年は酉年なので鷲子山上神社は混雑しそうですし、神社まで行くのは狭い道を行かなければならずストレスになってしまいます。そんな訳で車は県境の栃木県寄りの旧道の路肩に停めました。反時計回りに歩く予定で、鷲子山は最後に歩くことにしました。向かいの茨城県側から登りました。踏み跡はあるようです。

P1140002

20分ほどで三角点に着きました。2年前には山名板があったようですが、周囲を見渡しても何もありませんでした。

P1140007

境界標を追って歩く形になります。藪はあまりありません。途中ルートミスをしたものの概ね順調に舗装道路に降りました。向かいは伐採されているようで、進入禁止のようになっていたので栃木県側に進み、歩きやすそうな所から登っていきました。

P1140014

薄っすらと踏み跡があります。伐採地を巻く感じで進んでいきます。少しだけ篠竹藪も出てきますが、問題ありません。しばらく進むとまた伐採地。

P1140024

雪が降ってきました。三角点の手前には竹林がありました。肉眼では綺麗でしたが、写真にすると大したことなく写ってしまいます。

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鉄塔に到達。三角点なのでしょうね。四方を石に囲まれてました。

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この後巡視路を下りていくと県境から離れてしまいました。仕方なく戻ります。その後も微妙にずれて急な所を下って道路に出ました。

P1140033

道路に少し雪がありました。ここまで丁度2時間。大体尾根歩きの予定の半分くらいでしょうか。このまま雪が降り続くと困りますなあ。あっけなく退散としました。道もよく間違えますからね。道路を歩き、国道から鷲子山上神社方面に向かう道に入って行きます。結構車が上がっていきます。ずっと道路歩きも危ない気がしましたので、林道の分岐するところ(鷲子山上神社あと1kmの板の裏手)から尾根に取りつきました。

P1140035

上に行くと廃作業道らしきものが現れます。雑木が鬱陶しいです。

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大人しく道路を歩けばよかったと思いながらやっと県境尾根に到達。ここは以前に歩いています。まったく覚えてないです。はずれにある祠にご挨拶。

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適当にウロウロして椿を愛でたりしました。

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フクロウはパス。沢山人は歩いていますが、誰も関心を持たない鳥居マークから468Pに向かいます。

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急な道を登って祠のあるピークに到達。山名板は3つほどありました。

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ここで休憩しようかと思いましたが、座る場所もないのでそそくさと降ります。変な所から道路に降りたらこちらを奇怪なものを見るような人たちがちらほらと。見世物ではないのですけど。取りあえず県境尾根の所まで戻ります。駐車場の左脇から進みました。

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すぐ先に竹林。神様のものなのでタケノコは採らないようにとの注意書きがありました。不届き者がいるということですなあ。

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県境には道らしきものがあり、境界標を目印に歩けます。

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途中で今日唯一の展望の利く場所がありましたが、どこを見ていたのかは不明です。

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道路が近くなって自分の車が見えてきました。踏み跡に沿って下りていくと石碑がありました。馬頭〇〇。馬頭観音でしょうか。

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雪は結局降りませんでしたね。もう少し南下すればよかったとは思いますが、仕方ありませんなあ。いつものことですから。今回の続きの南へは今年の暮れ以降ですね。

駐車地(20分)347.9m三角点(35分)林道(45分)326.3m三角点(15分)道路(35分)尾根取りつき(1時間)鷲子山468(45分)駐車地

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2016年8月 2日 (火)

この暑さの中、自宅から御亭山往復(平成28年7月31日)

30日に携帯電話をトイレに落としてしまい、その後電源が入らなくなりました。ドコモに行って新しい携帯電話を買ったのですが、受付からいろいろ済ませて帰るまで3時間以上もかかってしまいました。もう暗雲が立ち込めます。31日にはあらかじめ考えていた山があったのですが、例によって前日に寝るのが遅くなり、朝も起きたのが6時半過ぎで、夕方に雨が降るかもしれないというような気象情報もあり、予定していた所はキャンセルしました。前日思った通りの展開ですね。

長い距離を歩こうかと言う考えもあったので、このくそ暑い中ではあるものの自宅から御亭山に行ってみることにしました。グーグルマップでは約13㎞あるようです。過去に何回も愛宕山の登り口から登っていて、どのくらいかかったかを調べればいいのですけど、めんどくさいのであてにならない記憶から2時間半くらいと考え、往復で6時間半から7時間かかるのを覚悟して家を出ました。
御亭山(512.7M)

8時過ぎに出発。しばらく歩くと御亭山が見えてきます。まだ遠いです。

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朝とはいえ暑いです。道の駅与一の里近くの自販機で飲料水を購入。あらかじめ1リットルの水分は持ってきていますが,途中で仕入れることにしていました。黒羽に入ると御亭山がだいぶ近くなりました。

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太公望が沢山いる那珂川を,眺め橋を渡りまた自販機で1リットルの飲料水を購入。御亭山への登りに備えます。家から2時間かからずに愛宕神社下の登山口に到着。だいたい予想通りでした。

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ここからは山道の歩きになります。木で陽射しが遮られるのは助かりますが、登りになりますのでそれは疲れます。山頂まで何㎞と書かれた看板と時計を見比べながら歩いていきますが、表示があてになるかどうか定かではありません。途中で前方から猛スピードでMTBの人がやってきました。幸い木のある所だったのでそこに身を隠してやり過ごしました。あと2㎞の板を見ると山頂は近くです。いったん道路に出てまた山に入り、急な所を登って進むと山頂に着きました。

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高原山は見えますが、那須や日光の山は一部しか見えませんでした。富士山やスカイツリーは望むべくもありません。

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(高原山方面)

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(筑波山方面)

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(八溝山方面)

山頂は日陰がありませんので、元来た道を戻ってあずまやで休憩しました。10分ほど休んで戻ります。登り口まではだいたい1時間でした。下りですし、木々に助けられ汗もそれほど掻かなかったのですが、その先の舗装道路歩きが堪えました。那珂川を渡って5分ほどのところにある「ダイユー」で飲料水と食事を買って外にあるベンチに座って昼食です。

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腹ごしらえもすんで戻るだけです。途中で少し雨がパラつきましたが、本降りにはならずにすみました。黒羽のほうが大田原よりも少し低いのでほんのわずかですが登り基調になります。雨雲も去って陽射しが強くなりました。歩道にはミミズの死骸だらけ。焼死でしょうか?蛇尾川を渡るとゴールは近いです。脇道に入って行ったら余計に歩く羽目になってしまいました。疲れが増しました。往路と殆ど変わらない時間で戻りました。

疲れ具合からは34,5㎞歩いたのでなかろうかと思いましたが、GPSからは31㎞ちょっとでした。昨年の塩谷40.8㎞ウォークよりも疲れました。今年のウォーク大会はどうなることやらです。

自宅(1時間50分)愛宕神社登り口(1時間20分)御亭山(1時間5分)登り口(20分)ダイユー(1時間35分)

2016年4月 7日 (木)

向山~花瓶山~砥山(平成28年4月3日)

3日は久しぶりに尾根歩き虫食い状態を解消すべく県南に行こうと思っていました。ところが1日に今年初めての野球の練習があり、年甲斐もなく動きすぎてしまい、左のハムストリングをピキッと痛めてしまいました。肉離れというほどではなく、多少すじが伸びたような感じで、大したことはなさそうですが、長い時間歩くのはやめた方が良さそうです。そんな訳で県南へ行くのは中止し、近場で良さそうな所はないかと調べてみると、「リンゴさん」の花瓶山の情報がありました。多少イワウチワには早そうですが、家から近いし、それほど歩く時間もかからないだろうと出かけてみました。

向山(548M)、花瓶山(692M)、砥山(646M)

2日は夜10時まで仕事だったので歩きの準備もしておらず、3日朝に慌ただしく支度をするものの何回か忘れ物をして右往左往して家を出るのに時間が掛かりました。さらに車を走らせてから5,6分経ってまた忘れ物をしたのに気づいて家に引き返しました。10分以上のロスです。如来地区に行って車を停める場所をどこにしようかとウロウロしているうちに道を間違えたり、一度停めたところで歩き出そうと近くの人に大丈夫か確認すると、別の所にした方がいいですよと言われ、結局今まで2回花瓶山に登った時と同じ場所に停め直したりと、ここでも15分くらいはロスしたでしょうか。

この日は南尾根から向山へ登り、大倉尾根で花瓶山、そして県境を南下して途中で646P(砥山)に進み、南西尾根から林道に下りて戻るというルートを考えて歩き出しました。尚、646Pを砥山としたのは、2005年5月下野新聞社発行の栃木百名山ガイドブックの花瓶山の章の中の地図に書かれていたのを引用したためです。

駐車地は道路が舗装でなくなる手前の空き地でその傍にはトイレが設置されていました。多分ここに車を停める人は少ないでしょうが、ウツボ沢出合に駐車する方々にとっても、このトイレは有難いのではないかと考えます。(帰りにこのトイレを設置された方とたまたまお会いしました。100円と書かれていますが、別に入れなくてもいいとおっしゃっていました。でも、100円くらいケチらずに入れるのが良いのではと個人的には考えます。右下にある手を洗う水も入れ替えているそうです。)

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林道を戻る形で進みます。変な方向を歩いていると思われたようで、車に乗った地区の方がどこへ行くのか話しかけてきました。花瓶山に行くことをお話すると、道に迷って茨城県側に下りてしまった人の話などをされました。礼を言って先に進みます。舗装ではなくなった林道を進むと道端にショウジョウバカマがありました。帰りに気づいたのですが、少し入った所にも咲いていました。

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(帰りに撮影)

さらに進むと右手に石の階段が見えましたのでふと先を見ると石祠がありました。その後ろに御神木のような高い木がありました。取り敢えず行ってみて2拝1拍手1拝です。

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取り付こうと思っていたところの道がよく分からず、別の所から入ります。

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尾根上には廃作業道なのか窪みがありました。向山の手前のピーク辺りからイワウチワが出てきました。数はそれほど多くはありませんが、それなりに満足できました。

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向山方面から人の声が聞えますが、向山に着いた時には姿かたちはありませんでした。

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ここから花瓶山まではだいぶ以前に歩いていますが記憶には残っていませんね。少しだけイワカガミです。

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群生しているもののまだ咲いていない所もありました。

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現在地が特定できにくい地形です。そのうちカタクリも出てきました。ほんの数株見えますが、天気のためか花開いているものはありませんでした。

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花瓶山近くにもカタクリの群落はあるようです。花咲く時期は見事でしょう。

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県境尾根に合流する所で花瓶山方面から多分家族連れの5人組がやってきました。再度お会いした時に女性からお聞きしたところによるとカタクリ見物のようでした。群生地をご存じのようでした。花瓶山の手前の笹を避けようと巻き道を行ったら行き過ぎてしまったようで、却って笹と親しんでしまいました。反対側から山頂に到着です。相変わらずな山頂で長居は無用です。「はながめやま」なのですね。

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大倉尾根を見送って県境を南下します。前回歩いた時に比べ笹の刈り払いがなされているような印象がありました。この尾根でも所々にカタクリの群生地があるようです。

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砥山への分岐には休猟区の看板がありました。ここで右に折れます。

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県境よりも踏み跡明瞭で藪もありません。砥山には山名板があるかと思いましたが、見当たりませんでした。

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ここで休みましょう。取り敢えずコーヒーと賞味期限間近のカロリーメイト。周囲を見ると下るべき尾根は分かりづらそうですが、なだらかに下って行く尾根が見えました。西に下りて行く踏み跡がありますが、うっかりするとそちらに行きそうです。まあ間違えても林道には下りられますけど。10分ほどの休憩を終えて目指す尾根を下りて行きます。少し石も出てきます。あっという間に下に道が見えてきました。最後は下りやすい所を下りました。

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少し東に行ってまた尾根を下ります。途中にイワカガミがありました。

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予定通りの場所に下りることができたようです。

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林道沿いの草花を見ながら戻ります。集落には梅や河津桜などがありました。

通常の向山登山口から登ればイワカガミの群落に出合えたでしょうが、小生はこのスタイルの歩きになってしまいます。イワカガミを愛でるのは来年以降にまたということで。そしてカタクリもですね。

足の方はまったく問題ないようでした。年を考えて行動したいとは思いますが、多分ダメでしょう。大きな怪我になる前にできるだけ自重しましょう。

駐車地(25分)取り付き(40分)向山(1時間10分)花瓶山(50分)砥山(20分)林道(35分)

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2016年2月 1日 (月)

鶴居峠(旧馬頭町黒羽町境)南の三角点巡り(平成28年1月31日)

1月30日は予報通り雪でした。31日は遠出もできないと思い、29日に近場の地図を眺めていたら、旧馬頭町の高倉山すぐ北西の比較的短い距離に三角点が多く点在しているように感じました。5つの三角点と鶴居峠を絡めてぐるっと回れそうなので、情報は殆どありませんでしたが、30日の雪も思ったほど降らなかったようですので歩いてみることにしました。

五つの三角点(296.4M、401.2M、412.3M、370.0M、272.3M)

朝早いと道が凍結している可能性があるのでゆっくりと家を出て旧黒羽町の亀久地区を抜け旧馬頭町の小砂方面に向かいました。途中の旧湯津上村辺りでは濃い霧が発生していましたが、山間の地区では霧は見られませんでした。駐車地として適当な場所がなく、来目木公民館の道路脇に停めました。すみません。

裏手からの道を登るとお墓がありその先に道が続いていましたが、下に向かっていくような気がしたので強引に斜面を登ると道に出ました。余計な運動をしたようです。道なりに進むと270m級Pに神社でしょうか?ありました。

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裏手から先に進みます。うっすらと道はありそうです。鉄塔を越えていくと一つ目の三角点に到達しました。

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少し行くと市町境を辿ることになります。動物の足跡らしきを追う形で進み、少し大きな石が見え出し、登っていくと二つ目の三角点です。

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市町境を進み鉄塔を越えて進むと下に道が見えてきました。適当に下りられそうな所を下りて行くと難なく下りられました。思った以上に時間が掛かりましたが、少し休んで先に進みます。

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ここから342Pに向かう斜面の下の方が蔦などが煩く、強引に進んだので後でポケットに入れていたサングラスがなくなったことに気がつきましたが、戻ってもどこで失くしたか分からないと思われましたので諦めました。最近はよくものをなくします。少し笹などが煩くなると三つ目の三角点。ここだけRKさんの板がありました。

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(枝が邪魔ですみません)

藪のない方向に進んだら南に行ってしまい、すぐに軌道修正です。市町境が北に屈曲する所は北側の展望が120度くらいあって遠くに山が見えました。八溝山でしょうか?

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ここから向きを変えて林道に降りて行きますが、下りる所が上からではよく分からずに、右往左往しながら法面の途切れたところが見えた少し北に行ったところから下りました。野兎が走って行きました。道の前後では藪がきついのはいつものことです。たまたま道路に下りてすぐに軽トラックが走り去っていきましたが、運転手はこちらを完全に無視する感じで一瞥もくれずに過ぎて行きました。関わりあいたくなかったのでしょうか。370.0mへ向かう尾根に進みます。

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(ガードレールの切れ目から進みます)

笹が少し煩くなりますがそのうちなくなり、四つ目の三角点です。

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次の三角点には尾根が途切れたようになっています。実線寄りの脇を進んで行きました。ベンチなどもありましたが、途中からは藪でした。五つ目の三角点は標石の周囲に石が四方にありました。

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西にある実線方面に行こうかと思いましたが、そのまま南西に向かう尾根を進みました。思いの外、藪っぽく、少し難渋しました。神社マークの手前には奥宮でしょうか。祠がありました。

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右手の踏み跡を進むと脇に大黒様のある立派な神社がありました。示現神社と書かれていました。

P1310104

狛犬もありました。車までは10分くらいでした。登り始めに強引に進んだ斜面の雪はもう消えていました。

山の中では木の枝から落ちてくる雪で濡れてしまいました。合羽の上だけは着たのですが、下も必要だったかもしれません。頭部の直撃弾は受けませんでしたが、眼鏡を掠めた弾もあったので危なかったですね。少しだけ雪山気分に浸ることができました。

駐車地(35分)296.4m(50分)401.2m(20分)鶴居峠(35分)412.3m(50分)370.0m(40分)272.3m(30分)駐車地

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2016年1月24日 (日)

平群山(平成28年1月23日)

今回もしぼれさんの記録を参考にして那須烏山市にある平群山に行ってきました。北東にある307.4m三角点にも行ってみました。どちらにも山名板はありませんでした。

平群山(248.5M)

気象情報では夕方から雪が降るようです。遠出して帰りに雪道を運転して戻ってくるのも嫌です。必然的に近場になります。色々考えてみたのですが、困った時のしぼれさん頼みでしょうか。いつものようにしぼれさんのサイトです。たしか馬頭や烏山の無名峰を歩いた記事を読んだ記憶があり、過去レポを改めて見てみると、烏山の平群山が目に留まりました。ここにしましょう。丸写しにするのもなんなので、西側からではなく南側の大沢川沿いから登ることにしました。

大沢川沿いのこちらの地区には訪れた記憶がなく、グーグルマップを見ましたが、車を停められる場所があるかどうか分からない状態です。目星をつけていた路肩の広くなっている場所は工事中で工事関係者の方々の車などが置いてあり、ちょっと停められそうにありません。仕方なく東に向かって適当な場所はないかと路肩に残る雪に少し緊張して車を走らせていると「せせらぎの里公園」の駐車場の看板が目に入り、少し先に行ってから戻ってその駐車場に停めました。登り口にはだいぶ戻る形になってしまいますが、307.4m三角点までは行くつもりなので、この辺りでも問題ないでしょう。

P1230002

道路歩きは路肩に雪がある所もあってちょっと危ないです。平群山に向かう破線路の西の尾根を目指します。地形図の「川口」に向かう実線路に行ってみますが、先に進んで行くと谷が深くなり西の尾根に取りつくには谷越えしなくてはならなくなり仕切り直しに途中まで戻ります。空家みたいな所から少し山の方に進んでみましたがここも沢があって行けません。また戻って少し行くと山側に行く舗装路がありましたが、私有地で車の進入禁止との板がありました。歩きなので大丈夫だろうと坂を登っていったら先の方に家が見えてきました。この道が通じている家ですね。怒られるに決まっていますから引き返します。結局大沢川沿いの道路に出ました。工事現場を抜けてどこか登れそうな所はないかと歩いていると空家の脇に登れそうな、何となく踏み跡もありそうな所がありましたのでそこから登りだしました。やれやれです。

急な所を登っていくと踏み跡があります。

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地面を見るとイワウチワの葉っぱでしょうか。ありました。NYAAさん、イワウチワでよろしいですか?

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小さなピークに着くとあとは大きな昇降はありません。190m級Pから少し登り返した場所に小さな石祠がありました。昭和18年とありました。

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左手には道型がありますが、とりあえず高い所を進んで行きました。その先の眼鏡様ピークは両方行ってみましたが何もありません。篠竹の薮を抜けるとパラグライダーなどのプラットフォームでしょうか、展望地になっていました。手前にワゴン車が停まってました。烏山大橋が近いです。

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しばし景色を見てから立派な道を北に進むと230m級Pには石碑がありました。ここは「表山」と言うのでしょうか?

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ここも好展望で、先ほどの場所よりも視界が広がっていました。

P1230051

(筑波山でしょうか)

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P1230054

ここから少し北に下った所にはあずまやみたいなものがありました。平群山への登りは南から巻くような道らしきものがありましたが、西の方から直登します。三角点だけで何もありません。

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この先は地図読みの世界です。破線路にはしっかり道がありました。(家に戻ってしぼれさんの記事をみると破線の途切れた先に日枝神社があったようです。しっかり記事を読んでいないといけませんね。) 251Pに寄ってみましたが何もありませんでした。雪の道の下りは慎重になりますね。

P1230074

細い作業道のような道に出合ったり、笹を少しだけ掻き分けたりして進みます。283Pにも寄ってみましたが標石が一つあるだけでした。その南東のピークには二つの標石がありました。307.4m三角点は市町境尾根から北に少し行きます。ここも三角点の石しかありませんでした。ここで食事休憩としました。寒いですね。

P1230103

余裕があれば326.3m三角点まで行ってみようかと思ったのですが、ここまで3時間以上かかっています。次の三角点まで2時間以上はかかりそうです。今日はやめにして、途中の実線路から戻ることにしましょう。

ここまで大した道間違えもせずにいたのですが、ここからの下りで2箇所も続けて間違えてしまいました。一発目は早く曲がりすぎ、二発目は進みすぎですね。一発目はすぐ左にさっきいた場所が見えたので分かりました。二発目は尾根が分岐しているのでコンパスで確認してもあらぬ方向を指していました。自分ではその少し北にいると思い込んでいたようです。その先はもう間違いようがありませんね。270m級Pは北東側が伐採されていました。

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作業道がありますが、途中までは利用させていただきました。そのままずっと行くと目指すところに行けなくなってしまいますから。取り敢えず境界尾根を辿っていくと下に林道の合流部が見えてきました。

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下りやすそうな所を下りて行きました。向かいの斜面は急に見えました。あとは駐車地に戻るだけ。林道では1台車が追い抜いて行きました。大沢川沿いの道はやはり歩くのはちょっと怖いですね。車が来るたびに立ち止まったりしてました。

今回もしぼれさん&Pさんに感謝です。有難うございました。

駐車地(40分)取り付き(45分)展望地(5分)平群山(20分)251P(45分)283P(30分)307.4m三角点(45分)林道出合(25分)駐車地

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2016年1月 9日 (土)

新田山(平成28年1月9日)

3連休の初日である9日は数日前まで長く歩こうかと思案していました。ところが8日は仕事絡みでかなりの寝不足になり、9日朝はゆっくり寝たいので長歩きは断念しました。そんな訳で近場で冬のこんな時に歩こうと思っていた山に行ってきました。

一昨年の12月に那珂川町と大子町の県境にある境明神峠から天狗山(305.6m三角点)に登り、大波地区と上郷地区を結ぶ林道の峠まで歩きました。今回はその峠から南下し新田山まで歩いてみました。

新田山(493.0M)

登る予定の峠のある林道に入る手前の路肩の広くなっている所に停めることができ出発します。5分ちょっとで県境に達しました。茨城県側のすぐ近くに家があったのに多少驚きながら山に入りました。途端に犬が遠くで吠えだします。刺激したのでしょうか。尾根に乗ると踏み跡らしきものがあります。杭とピンクテープが煩いほどつけられていました。338Pを過ぎるとイワカガミの葉でしょうか、密生している所が数か所ありました。

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388.7m三角点には特に山名板の類はありませんでした。

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ピンクテープの巻かれた小さな木に多分この辺りの所有権を示す紙のようなものが掛かっていました。栃木県側は国有林のようです。さらに進んで峠の実線部に到達しましたが、栃木県側は藪化しているようでした。

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向かいに取りつきさらに進みます。少し掘れた道が出てきました。かつての仕事道でしょうか?

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県境が直角に屈曲する所は進行方向を倒木が邪魔していました。県境からはずれますが474Pに寄ってみました。やはり何もありませんでした。新田山に近づくと篠竹の枯れたのでしょうか、ちょっと痛い区間がありました。

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新田山への登りでは笹が見られました。

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ピークに着くとまず三角点が目につきました。

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山部山名板は健在でした。

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この近くの木にも栃木の山紀行さんなどの板が二つ掛かっていました。取り敢えず切り株に腰かけて休憩です。少し寒いですね。三角点側を見るとその先の木に山名板が掛かっているのが見えました。遠目にRKさんの板のように見えました。休憩も終わって先ほど登ってきた方向に戻ります。やはりRK山名板でした。文字の見えない青かった板はカワスミさんのものではないでしょうか。こんな山と言っては失礼でしょうが、6つの山名板はいかがなものでしょう。

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帰りはどうしようかと、休憩している時に地形図を眺めて考えました。ピストンは登り返しもあるしあまり面白くもないと思い、340Pを経由して、あとは林道を戻ることにしました。

県境の屈曲する所でちょっと間違えてしまいましたが、何とか進んで行きます。340P近くには作業道が作られていました。340Pの西のピークからはロスの少ないように林道の交差するあたりを目指して下りて行きました。下に行くにつれ沢があるのに気づきます。やばいと思いながら下りましたが、足の短い私でも難なく渡れるくらいの細い流れでした。沢を越えたところにお地蔵さんがいました。

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そういえば今回歩いたところには祠などはまったくありませんでした。集落から離れているためでしょうか。あとは林道を北上します。最初は少し登りでした。貯水池の南には地形図には書かれていませんが、道があり池の東側をまわり駐車地まで続いていました。池の西の実線は藪化しているように見えました。

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池から10分もしないで車まで戻れました。

駐車地(6分)峠(35分)388.7m三角点(30分)実線路(50分)新田山(1時間)林道(30分)駐車地

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2015年12月13日 (日)

東山(平成27年12月12日)

2週前と3週前に那須町と福島県の県境を歩きました。今回はその間の残りの区間を歩いてきました。

東山(588.5M)

今回の目的は追分明神と鷹飛山から南下した471Pを繋ぐ歩きです。しぼれさん&Pさんが白河関の森公園から反時計回りに歩かれていて、いわばそのパクリ歩きになります。丸写しにするのもなんなので、出発点は3週前に追分山を歩いた時に車を停めた場所にしました。

歩き出して数分で林道に入ります。地形図通りの終点から522Pを目指します。思ったほど藪はありません。

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沢筋を進んで少し東から522Pに到達。南東側の尾根から北へ向かって道がついていました。数分で県境に着き、帰りに登ってくる予定の県境が東に屈曲する地点まで行ってみました(実際はさらに少し北に行ったところ)。二つ大きな石があり、境界標もありました。戻って西に進みます。道がしっかりしているのと赤ペンキが木に付けられているのでとりあえずそれを追って行けばいいようです。それでも地形図で確認しながら進みました。

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582.0m三角点に近くなると多少篠竹が目立ちますが、まったく歩くのには支障ないレベルです。三角点の所には山名板はありませんでしたが、山火事注意の地元の林業関係の会社の看板が掛かってました。

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休憩後歩き出すと道は南西尾根に続いていますが、進路は北西方向です。少し降りたところには作業道らしきものがありました。展望の良くない道を進みますが、退屈にはなりません。東山近くになると木の隙間から那須連山らしき山並みが見えたりします。篠竹が少し出てくるとあっけなく三角点に出くわしました。

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最初はここで休憩しようと思っていたのですが、スペースもなく雰囲気もそういう場所ではないので滞在10秒ほどで先に進みました。10分弱進むと伐採地でこの日唯一の展望地です。少し下ってしまったのですが、眺めも良くなくなり適当に腰を下ろすところのないので、上の方に戻って坐りやすそうな所に腰を下ろしてお昼休憩としました。

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遠目に風力発電用の風車のある山も見えました。ここからの景色もあと何年かすると谷倉山の元の展望地のように笹が蔓延って眺めも悪くなるのでしょうか。

予想通り20分ほどで471Pに降り立ちました。しかしこれで県境が繋がった訳ではない所がつらい所?です。

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舗装道路を東に向かい、地形図でクネクネとした実線になっている林道に入っていきます。10分ほど林道を歩いていくと飽きてしまったので、東側の山の方に行ってしまいました。枝が煩いだけで笹などはまったくありません。537Pからの尾根を合わせるとここにも木に赤ペンキがついてました。

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結構尾根は複雑です。赤ペンキのトラップもありました。562Pに何かないかと行ってみましたが徒労に終わりました。戻って549.0m三角点を目指します。三角点には二つの標石がありました。

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ここで少し休もうと思ったのですが、犬の吠える声が近くで聞こえます。近づいては来ないようですが、気分のいいものではありません。水分補給だけして先に進みました。適当に下りやすい所を進むと道が出てきてそこを進むと舗装道路に出ました。さああとは県境稜線に出るまでどんな藪が待っているかです。南に下って行く途中振り返ると山が見えました。昨年登った関山でしょうか。

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途中から左の田んぼの方に進み畦道を歩いていきます。目指す尾根は平らな所を少し進んだところが突端になっています。そこまでも藪は思ったほどではなく、うっすらと道もあるようでした。尾根に取りつくことができてホッとします。斜面を登って篠竹が少し目立ち進んで行くと見覚えのある石が二つお出迎えです。

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さあ残すは追分明神までの道です。しかしここから結構分かりにくかったのです。まあ適当に進んだら道があったりして事なきを得ましたけど。すぐ傍で作業をしている方がいらっしゃいました。三角点への登りは堪えます。休み休みに登って到着。

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だいぶ陽も傾きました。追分明神は3週振りです。

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車に戻った時には歩き始めてもうすぐ7時間が経とうとしていました。

駐車地(40分)県境尾根(35分)582.0m三角点(1時間20分)東山(10分)展望地(20分)舗装道路(25分)取り付き(55分)549.0m三角点(45分)県境尾根(30分)546.3m三角点(20分)駐車地

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2015年12月 1日 (火)

鷹飛山(平成27年11月28日)

前回に引き続き、栃福県境を歩いてきました。昨年しぼれさん&Pさんの歩かれたルートを参考にして、というかそのまんまに近いルートを辿りました。

鷹飛山(549.5M)

前回のルートに接続する所ではなく、今回はちょっと離れた境の明神を含めた県境を歩くことにし、報告に従って泉田の一里塚の傍の駐車地を目指します。一里塚の所はチェーン脱着場になっていますが、生憎侵入を拒む処置がなされていました。仕方ないのでウロウロしてちょっと先にスクールバスの停留所のような所があり、休日なのでバスは来ないだろうと失敬して停めさせてもらいました。

歩き出して舗装道路を北進します。412.1m三角点を南から歩こうと社の裏から行こうとしたら、ロープが張られ進入禁止の看板が建っていました。1万円を聴取するとのことです。お金を取られるのは別にかまわないのですが、トラブルは避けたいのでここから進むのは断念しました。

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東隣りの鳥居をくぐって、北側から三角点を見ようかと進みますが、有刺鉄線が何か所かで見られたので、あきらめて県境方面に進みました。県境に達するものの目印は小さな杭だけ。432P近くにはピンクテープがありました。

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この先は東に進み、すぐ南東に県境の向きは変わります。ここの下りは藪が濃かったです。

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登り返してひと息入れます。東には作業道がありました。さらに下って行くと用水路があり、渡れないかとウロウロしましたが、水量も多くなさそうなので用水路をそのまま渡りました。

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その先の455.9m三角点までは栃木側は笹薮があるので福島側を歩きます。三角点は四等三角点でした。

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境の明神までの間、栃木側は伐採されています。アンテナなども建っていました。境の明神に下りてしばし休憩です。

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休んでいると、舗装道路を栃木県側から福島方面に歩いていく二人連れと言葉を交わしました。徒歩でそのまま道路を白河まで行くようです。車の往来が多いのでお気をつけてですね。神社は福島側にもあるようですが、今日はパスしましょう。

再び歩き出した向かいの斜面はかなり急で登りきってそのまま勢い余った訳ではないですが、県境を行きすぎてしまい戻ります。戻ると屋根の落ちた石祠を見ます。元禄の文字がありました。行きでは気がつきませんでしたね。どこを見ていたのでしょうか。

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この石祠が目印ですね。ここから東に下りて行くのが県境になります。藪が見えたので最初は避けてしまったようです。下に行くにつれて藪が酷くなっていきます。

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歩きやすそうな所を探して進むと小さな沢に出てしまいました。竹が倒れてどうも歩けそうにない場所になってしまいました。

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仕方ないので戻り、適当に格闘してどうにか抜けました。この辺りは湿地帯のようです。この後は鷹飛山まで藪はありませんでした。踏み跡もあるようです。

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木の間から見えるのが鷹飛山でしょうか。

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途中には伐採地などもあり、右や左と登っていくと三角点がありました。山名を示すものは何もありませんでした。

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しばし休憩の後歩き出します。踏み跡というよりしっかりとした道があります。

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鞍部にある実線の道は分かりませんでした。この前後では栃木側は伐採されていました。舗装道路を見送って進んで行くとまた藪っぽくなります。避けようにもなかなか避けられませんので強引に進みます。ザックがほんのちょっと破れてしまいました。

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所々で展望が利くところが出てきて、那須連山や高原山らしき山容が見えました。ただ那須は雲がかかって一部しか見えませんでした。

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法面の途切れたところを探して林道豆沢線に出て、県境歩きは終わりました。何か所かあった藪は仕方ないですね。今日も傷が沢山つきました。あとはテクテクと駐車地に戻りました。

駐車地(1時間20分)432P(40分)455.9m三角点(15分)境の明神(1時間15分)鷹飛山(1時間)林道豆沢線(40分)駐車地

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