黒羽如来沢西尾根の三角点繋ぎ歩き(平成29年4月2日)
昨年のこの時期、咲き始めたイワウチワを見に花瓶山周辺を歩きました。2日は午前中に用事があったため遠出もできないので、また今年も花瓶山界隈でも歩こうかと考えました。前日に地図を見ると如来沢の西側の尾根にある三角点峰を歩いていないことに気づきました。去年イワウチワを見た向山は如来沢の東側の尾根にあります。近くですし、もしかしたらイワウチワに出合えるかもしれないと二つの三角点峰を繋いで歩いてみました。
494.9M三角点、577.7M三角点
昨年停めたトイレの設置されている駐車地に停めました。1台だけスペースが空いてました。丁度地元の方が車で来られ、お話を伺いました。今の駐車地は他人の私有地なので少し奥まったところに停めてもらうように整備をしようかと考えているとおっしゃってました。お目当てのイワウチワはまだのようだとのこと。私が今回歩こうとしている尾根について聞いてみると、イワウチワはないのではないかとのことでした。
12時をまわったところなのでおにぎりを食べてから歩き出します。適当に道を歩いて、登りやすそうな所から登って行きます。廃作業道みたいのがありますが適当に登って行きます。400m級Pの先は伐採地。そこからさらに進むと少し藪が煩くなりますが、南のほうからの尾根を合わせる430m付近に出ると藪から解放されました。三角点の手前のピークだったでしょうか、遠目に山並みが見えました。この時点では分からなかったのですが、あとで確認すると男鹿山塊のようでした。
まあこの後も少し藪っぽくなりますが、それほどではなく最初の三角点に到達。木に三角点と赤ペンキで書かれてました。
先に進んでふと右手を見ると奥久慈男体山らしき山が見えました。
鞍部にある破線路は道型が東西にありました。その先は伐採地で好展望。カヤトっていうんでしょうか。何となくいい感じでした。
しばらく西側の景色を見ながら進みました。残念ながら日光のほうは雲の中でした。
(高原山)
(那須連山、まだまだ白い)
506Pの先からは眺めは期待できません。木の赤ペンキが目印になります。次の三角点の近くで少し笹の煩い所がありました。イワウチワの葉っぱらしきものがありますが、花はついてません。廃作業道らしきものを見て登ると577.7m三角点。RKさんの板がありました。
(多少古い板なのでしょう、577.8mになってます)
ここでコーヒーを飲んで人心地つきます。歩き出して2時間半近くなっちゃいました。南へ下る尾根で帰りましょう。廃作業道のようなものが並行してますが、尾根を進んでいきます。わずかなアップダウンがあって疲れます。でもこの尾根にはイワウチワが沢山あるようです。
花開いているものはありませんでしたが、蕾のものはいくつかありました。
殆ど人の目に触れない花たちかもしれませんね。尾根を下って行くと林道に出合い、そのまま林道を下って行きました。流石に追い抜いていく車はありません。駐車地に戻っても自分の車があるだけでした。
下ってきた尾根はたぶん国有林だと思われます。私有地に入り込むよりは歩きやすいかもしれません。来年はイワウチワ最盛期に訪れようかとも思いました。
駐車地(55分)494.9m三角点峰(1時間30分)577.7m三角点峰(1時間)駐車地
また夜になったらくしゃみとハナミズです。やはり雪のある所のほうが花粉症の症状は出にくいようです。
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