心待ちにしていたななころびさんの記事が4月10日にアップされました。氏のお庭と言うべき鳴虫山の記事でした。鳴虫山もご多分に漏れず今年はアカヤシオが早いようです。小生も4月8日に社山の帰りに車から鳴虫山近辺の斜面がピンク色になっているのを見てこの週末が見頃かなと思っていました。ただ特に仕事の縛りや気候の異常がなければ花とは関係ない別の所を歩こうかと考えていたのですが、天候も夕方頃には崩れてきそうな予報でしたし、仕事がらみですぐに対処できる比較的近くで携帯の繋がる場所(まあ自宅で待機していろと言われればそうでしたというしかありませんが)として、ななころびさんの鳴虫山にしました。結果的には鳴虫山大正解。当のななころびさんにお会いできて色々お話もできたのですから。ななころびさんにお会いする前に話しかけた方がぶなじろうさんと後で知りました。また山頂で柄にもなくフェイスブックのあるグループに入っているのですが、そこの管理人さんにもお会いできました。この日お会いした方々は3組4人だったのですけど、すごいですね。
鳴虫山(1103.5M)
12時くらいまでには山歩きを終えないといけない感じでしたので早めに来たのですけど、お目当ての駐車場のゲートが何故か上がりません。壊れているのかいなと少し苛立ち気味になりましたがよく見ると8時オープンとのこと。失礼いたしました。周囲を車でウロウロしたのですが、適当な所が見当たらず、日光市民ではないにも関わらず旧市役所の来客者用スペースに停めてしまいました。
当初の予定は中曽根から山頂へそして合峰から瑠璃堂でした。中曽根の取りつきへの道は忘れてましたが、取りつく所は覚えてました。作業道みたいなところを登り、伐採地らしきところから帰りに辿るであろう尾根が見え、斜面にピンク色が見えました。
しばらく登ると左手にヤマザクラ?そういえば岩屋観音の傍に見えたなあと思っていると赤と黄色の板が岩屋観音を示してました。少し下って何もいないだろうなあと少し警戒して入りましたが大丈夫でした。
上に戻って先に進むと標高900m付近からでしょうか、アカヤシオが見られるようになりました。
傾斜が急になる950m付近からはアカヤシオはなくなり、下のほうにカタクリの葉っぱだけ見えます。急な所を休み休み登って西隣の尾根と合流しました。
(中曽根への案内板)
この尾根の西斜面は花盛りでした。少し北に下って見ました。まだ下まで続いていましたが、きりがないので引き返しました。
ロープをまたいで1058Pへ。ここからは通常ルートです。下からお二方が登ってきているようです。ここから山頂までの北斜面もアカヤシオ。カタクリも控えめに。
あちこちウロウロしていて山頂には先ほどのお二方と殆ど同時に到着。
女性の方は小生が柄にもなくメンバーになっているフェイスブックのグループの管理人のような気がしましたのでぶしつけですが声をかけて見たところそうでした。お連れの方ともしばし歓談。山頂にあった展望台がないことを指摘されて初めて気がつきました。2年前にはあったような気がしますが・・・。コーヒーを飲みますが寒いです。丸山が辛うじて見えるだけでそれより高い山は見えないのが残念です。お二方は当初憾満が淵へ下りられるとおっしゃっていましたが、結局元来た神ノ主山方面に下りて行かれました。こちらも降りましょう。
合峰までは所々にアカヤシオ。
合峰からは化星宿方面に向かいます。ここもアカヤシオが綺麗です。
急な所が終わって登り返すあたりで向こうから単独の方がいらっしゃいました。どこから登って来られたのか聞いてみますと、金谷ホテルのほうからとのこと。ホテルの敷地には入るものの従業員には咎められないでしょうというお話を伺って、以前登って来たことのある瑠璃堂への道を行くのを止めて、金谷ホテル方面に行くことにしました。ありがとうございました。この方、実はぶなじろうさんでした。氏のブログを拝見してびっくり。ななころびさんからも情報をいただきました。下って行くと化星宿。
銭沢不動への道を分け、897P(松立山)。この先でまた単独の男性と遭遇。こちらが丁度ウインドブレーカーを脱いでいる時でした。またどこから登って来られたのかお聞きすると上鉢石の神社とのこと。聞いたことがなかったのでだいぶマニアックな人だなあと思っていました。話しているうちに向こうもこんな所を歩いている人間をもの好きと思ったのでしょう、ブログとかやられてます?と問われましたので自分のブログの名と野球親爺と名乗ったところ、淡々とななころびですと言うではありませんか。ひえーーー。ななころびさん!ここでお会いできるとは。初対面ではありますが色々お話できました。ありがとうございました。
気分良くして869Pを目指しますが、前回こうだったっけという感じの痩せ尾根。左手のアカヤシオに気を取られ過ぎないようにしましょう。
869Pからの急降下は織り込み済み。ぶなじろうさんから助言を頼りに金谷ホテルへ向かいます。鉄塔から右に進みそうになりますが、下を見ると左に尾根があるのでそちらに。ここらへんにもアカヤシオはありますが、やはり痩せ尾根気味。
だいぶ車の音なども大きくなりました。外山が近いですね。
金谷ホテルを避ける訳にはいかないようでホテル裏の駐車場に下りていきます。
ホテルの敷地を何食わぬ顔で進んでいくと結構観光客がいるようで、一部は訝しげにこちらを見ますが無視。星ノ宿跡を見て、星の宮神社?に寄って駐車地に戻りました。
期せずして深山巴ノ宿から星ノ宿まで繋がったのが、家に戻って池田正夫先生の本を見て分かりました。ぶなじろうさん、ななころびさん、ありがとうございました。
今回は短い歩きながら思い出に残るものとなりました。
日光旧市役所(10分)中曽根取りつき(35分)岩屋観音(1時間)1058P(25分)鳴虫山(20分)合峰(30分)化星宿(10分)897P(1時間15分)金谷ホテル(10分)日光旧市役所
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